着眼点
Mar132015
こんにちは☆
また風邪を引いてしまった杉山です…
ほんと私は5年に一度くらいしか風邪を引かないのですが。
まったく…
思うように動けず困ります…
今日のテーマはちょっと難しい内容かもしれませんがお付き合いいただけたらと思います。
このデザインの仕事をやっているといつも感じるのですが、人の好みってみんな同じではないですよね。
感じ方も人それぞれ。
たまに好きなものが同じ・感じるところが一緒と共感を得られる方がまわりにいらっしゃると思いますがそれはほぼ5%にも満たないような少人数ではないでしょうか。
例えば、なんでここにこの色を使うんだろう…
とか、どうしてこんな形を使うんだろう…
とか、これは何を表現したかったんだろう…とか、その他もろもろ私もよく感じます。
それはその方のデザインを決して否定しているのではなく、私いち個人の意見としての感想だけですが。
何が言いたいかと言いますと、デザインのプロが良しとし制作したり提案したものが一般の方々にそのデザインを気に入ってもらえるかと言えばそれはまったく違います!
これはJewlliardが運営をしているデコレーション制作・販売にも該当しますし、もうひとつ私達はホームページデザインも行っておりますが、こちらにも大いに該当します。
ホームページ作成のお話で言いますと他にも色々と要因が加わってくるので、今回はデコレーションの方でお話をさせていただきますね。
・プロとして…経験者としての目線
・一般のお客様の目線
何が違うのでしょう。…
「好み」と一言で片付けられたらそうなのかもしれません。
ですが、一番大きく違う事は「考えているかそうでないか」です!!
言い方悪くてすみません。
私たちって商品を作り上げる時ってものすごく考えます。
ここにこの色を使えばこっちはこの色が合うな…とか。
ここはこういう風に表現しようかな…とか。
でもそれを購入してくださるお客様はそんな私達の想いより先にパッと目に入った感覚が先にきます。
あ!きれい!
かわいい!
かっこいい!
これが良い意見の代表例ですが単純明解です。
逆を言えばそう感じなければ購入をしていただけないという事です。
しかし、すべての方に同じように感じてもらうっていうのは先ほども申しましたように不可能です。
なので私達はターゲットをしぼり制作をしています。
ターゲット…
言い換えますと、どのようなお客様に向けて…です。
年齢層は?
可愛い系・大人系・どんな雰囲気?
私は授業の中でも必ずこの内容のお話をします。
ターゲットをしぼらなければ、まとまりのない作品になってしまいます。
ただ、ご依頼いただくものすべてに対応できるようなスキルは身につけておかなければなりません。
Jewlliardデザインは大人系デザインですので、可愛いピンクのフリフリしたようなデザインは今まで行ったことはありません。
ですがご依頼をいただくとなると、できません!とは決して言いません。
全てのデザインができないのではなく、私はこのデザインで生きていく!(少し大袈裟ですが)という私はこれなら!!というものを持って開業をしてほしいと思います。
そうでないとこの世の中には同業者は山ほどいるんですもの。
その中で自分のデザインを気に入ってくださるお客様は必ず自分のSHOPへ来てくれます。
そのデザインがパッと人を引きつけるものであれば素晴らしいですよね!
それは私もこれから先ずっと続く課題です。
自分達の想いを込めたデザインであり、決してお客様目線を忘れないデザインを制作していきたいと思います。